逆流性食道炎ガイド

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胃カメラ検査を受けた話(その2)。

前回の記事(胃カメラ検査を受けた話(その1))で胃カメラ検査を受け終えるまでの話を書きました。今回は検査結果を先生に伺った話になります。

2年前の検査では「バレット食道が少しありますが、ごく小さいので全く気にしなくていいですよ」とのことでした。バレット食道というワードに私が過剰反応してしまった部分もあるのですが、2年間バレット食道とがんの関係について事あるごとに調べたり、このブログでも記事にするなど、ずっと気になっていました(参照:逆流性食道炎とバレット食道の話バレット食道の発がん率は?)。

症状が重いときは処方された薬を飲むこともありますが、できれば生活改善によって症状を抑えたいと、あれこれ工夫を重ねて症状を抑えてきた2年間でした(このブログの記事の大半は、それらの創意工夫の記録でもあります)。

その結果がどうだったのか。いよいよ真実が明らかに!

。。。というと大げさですが、あれだけ対策をしてきて「逆流性食道炎ありますねー」「バレット食道広がってますねー」とか言われたらショックだなあと思いながら、待合室のソファで診察室に呼ばれるのを待っていたのでありました。

診察室に入った瞬間。。。

結論から言いますと、診察室に呼ばれて、先生の前の椅子に座った瞬間に「全然問題ないですねー」とのこと。それに続いて、実際に撮影した画像をスクリーンで見せてもらいながら説明を受けました。

胃カメラは喉から入り、食道と胃の中を進んで、十二指腸の入口まで詳細に撮影していました。見たことのある人も多いと思いますが、画像がとても鮮明で毎回驚かされます。吉村明の「光る壁画」を読んだ身としては(内視鏡開発の本を読んだ話)、技術の進歩というものをしみじみ感じさせられます。

検査結果について厳密に言うと、胃の入口に近い部分に2か所だけ、小さな逆流性食道炎の跡がありました。現在進行中の炎症というよりも、症状が治りかけの状態とのこと。それ以外の部分は、胃の中も含めてとてもきれいな状態でした。

ただ画像で見る限りは素人にはどこが炎症なのか全く分からず。。。医師の知識と経験はすごいなと改めて感じた次第です。

バレット食道は?

私が気になっていたバレット食道について聞いてみると、下記の説明でした。

  • バレット食道があるかないかでいうと、胃と食道の境目にある
  • ただ本当に小さい状態で、バレット食道とはカウントしない
  • その意味では逆流性食道炎と診断されていない人の中に、この程度のバレット食道がある人もいる
  • なので全く気にしなくていい

正直にいいますと、これ以外にも専門的なことを説明してもらっていた気がしますが、鎮静剤でまだ頭がぼうっとしていたので細かいことは覚えていません。。。もったいないことをしました。メモをとればよかった。

いずれにしても、心配していたバレット食道も問題なく、炎症もひどくないとのことなので、これまでの対策は功を奏していたとということだと思います。

喉の痛みについて

先生と話す機会があったので、以前から気になっていた「逆流性食道炎と喉の痛み」についても質問をぶつけてみました。

私は時々喉が腫れて痛むことがあり、耳鼻咽喉科で診察してもらったところ「逆流性食道炎が原因ではないか」と言われたのです(胃酸で歯が溶ける?という話)。

ただ、今回胃カメラを受けた病院の先生はこれに否定的でした。

  • 喉まで胃酸が逆流するのはよほど症状が強い人
  • 当然食道を通って喉まで胃酸が逆流するのだから、胸焼けなどの症状なしに喉だけ痛くなるとは考えにくいと思う
  • 今回胃カメラで見たとおり、症状はかなり軽いので、これで喉まで胃酸が到達するとは考えにくい

確かに、かなり説得力のある説明です。結論としては、胸焼けがないのに喉にだけ胃酸逆流の症状がでる可能性はかなり低いとのこと。喉の痛みの原因はおそらく別にあるのではないかとのことでした。

薬の処方について

今回も、これまでと同じくタケキャブを処方してもらいました。これまでと同じく「1日何錠」と決めて飲み続けるよりも、症状が出始めたら服用するという方法をおすすめされたので、引き続き症状が重い場合に飲むという形になると思います。

ただし、この1年くらいはかなり対策をしているので、タケキャブを飲むこともほとんどなくなってきたのが実際のところです。それでも「いざとなったら薬を飲めばいい」という安心感があるのはとても心強いので、常にかばんに入れて持ち歩いているという次第です。重い症状があるときには本当に頼りになるので、一種のお守りみたいな存在ですね。

検査結果と、これからのこと

今回の検査では、逆流性食道炎の状態は落ち着いており、バレット食道も現状維持(そもそも無視していいレベル)ということで、医師からは特に問題ないとの説明でした。

以前の記事で、腹式呼吸による横隔膜運動の効果について書きましたが(逆流性食道炎とストレスの話流性食道炎と横隔膜の話)、横隔膜を意識して動かすようにして以来、逆流の症状がかなり改善した実感があります。また、胃酸逆流に悪影響のある食べ物や生活習慣を避けてきたことも効果があったように思います。

ただ症状が落ち着いているからこそ、定期的な経過観察を続けることが大切だと改めて感じました。

逆流性食道炎を抱える方にとって、胃カメラは「怖いもの」ではなく「現状を把握するための大切なツール」だと思います。受けたことがない方は、一度検討してみるのもいいかもしれません。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事の内容は参考情報としてお読みください。免責事項をお読みの上、症状や治療については、必ず医師にご相談ください。