逆流性食道炎ガイド
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逆流性食道炎と自己診断の話。
このブログでは逆流性食道炎について、食事・生活習慣・ストレスなど様々な角度から調べてきました。今回は少し異なる視点から、逆流性食道炎に関わる話をしたいと思います。
先日、ある著名な作家のインタビュー記事を読んでいたところ、非常に気になるエピソードが紹介されていました。その作家の息子が「食べ物が飲み込みにくい」という症状を、自分でインターネットで調べて逆流性食道炎と判断したという内容でした。ところが、その後病院で検査したところ進行した食道がんが見つかり、発覚から1年後に51歳で亡くなったという内容でした。
逆流性食道炎と判断したことと食道がんの因果関係など、詳しいことは書かれていません。ただこのエピソードを読んで、逆流性食道炎を抱える当事者としては思うところがあるため、記事を書いてみようと思った次第です。
結論としては「逆流性食道炎と食道がんの症状は似ている。そして、実際のところは胃カメラで検査しないとわからない」ということです。
逆流性食道炎と食道がん
逆流性食道炎と食道がんに共通するのは下記のようなものがあります。私も胃酸が逆流しているときは、下記のような症状が日常的にあります。
共通する主な症状
- 食べ物が飲み込みにくい
- 胸やけ・胸の痛み
- 胃もたれ
- 喉の違和感
これを読んでいる方にもなじみ深い症状ではないでしょうか。そして、これらの症状はいずれも胃がんや食道がんと共通しています。特に「食べ物が飲み込みにくい」という症状は、逆流性食道炎でも食道がんでも現れることがあります。症状だけで判断することは非常に難しいといえます。
自己判断の怖さ
インターネットで症状を調べると、逆流性食道炎に関する情報は非常に多く出てきます。このブログもその一つです。症状が似ているため、食道がんであっても「逆流性食道炎だろう」と自己判断してしまうケースは、決して珍しくないと思います。
先ほどのエピソードでも、症状をインターネットで調べた結果、逆流性食道炎という結論に至ったという判断自体を責めることはできません。私自身も、症状が出た時に「逆流性食道炎だろう」と思い込んでしまうことは十分あり得ると感じています。
また、心のどこかで深刻な病気ではないかと思っていても、インターネットで「そうではない理由」を探し出して、自分は違うと思い込もうとするケースもあるかもしれません(私も経験あります)。
ただ、インターネットの情報は、自分の症状を診察したのではない第三者が書いた内容であり、その情報を自分に当てはめて考えることは決して正しい行動ではないと言えます。そのせいで本当の病気の発覚が遅れたとしても、記事を書いた人が責任をとってくれるわけではありません。
インターネットの情報はあくまで参考であり、診断は医師にしかできないということを改めて肝に銘じておくべきだと思います。
大腸がんでも。。。
似たような話は、大腸がんでもよく聞きます。
「便に血が混じっていたが、痔だろうと思い放置していたものの症状が悪化し、後日調べたら大腸がんだった」というものです。大腸がんは必ず便潜血を伴うわけではありませんが、ここにも自己判断で検査を先送りすることの怖さが隠れていると言えます。
ただ個人的に思うのは「便に血が混じっていた場合は、その視覚的なインパクトから検査に行く人が多いのではないか」ということです。私自身は便潜血の経験はないのですが、もし白い便器が赤く染まったのを見たら震え上がって、何よりも優先して病院に検査に行くと思います。その点「食べ物が飲み込みにくい」「胃もたれがする」という症状の場合、赤い便器のインパクトには及ばず、検査に行くのが遅れがちになる傾向はあるかもしれません。
そう考えると、少々大げさかもしれませんが「食べ物が飲み込みにくい、暴飲暴食したわけでもないのに胃もたれが続く」などの症状があった場合は、まず(怖いかもしれませんが)胃がんを疑って病院に行ってみるのが正解なのかもしれません。
気になる場合は早めに検査
というわけで逆流性食道炎のような症状が続いている方、あるいは新たな症状が現れた方は、自己判断せずに早めに医療機関を受診することを強くおすすめします。
特に以下のような症状がある場合は、速やかに受診してください:
- 食べ物が飲み込みにくい症状が続く
- 体重が急激に減少している
- 胸の痛みが強くなっている
- 症状が以前より明らかに悪化している
食道がんは一般的に早期発見であれば治療の選択肢が広がると言われています。逆に発見が遅れると、治療が難しくなる可能性があります。
私自身、逆流性食道炎と診断されてから定期的に胃カメラを受けています。胃カメラ検査を受けた話 その1、胃カメラ検査を受けた話 その2でも書きましたが、胃カメラは想像するほど怖くも痛くも苦しくもありません。気になる症状がある方は、ぜひ一度受けてみてください。
まとめ
逆流性食道炎と食道がんの症状は似ているため、自己判断は非常に危険です。インターネットで症状を調べることは悪いことではありませんが、最終的な判断は必ず医師に委ねてください。
このブログが逆流性食道炎についての情報を提供する場所であると同時に、「気になる症状があったら早めに病院へ」というメッセージを伝える場所でもあることを、改めて強調したいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
