カフェイン含有量を調べてみた。

カフェイン含有量を調べてみた。

カフェ好きとしては、いかにして胃酸を逆流させずにコーヒーなどのドリンクを楽しむかというのはかなり切実な問題です。私の場合はハーブティーを飲んだり、デカフェやカフェインレスのコーヒーをラテで飲んだりして、なるべくカフェインを摂取しないように気をつけています。

ただ、実は「デカフェ」を飲んでカフェインを摂取していないつもりでも、実はカフェインが含まれているとのこと。実はこれ、言葉の定義の問題のようです。

カフェイン含有量の表現

ネスレ日本のサイトに詳しく説明がありました(カフェインレスとは?デカフェとの違いやカフェイン控えめにしたい時の飲み物なども紹介)。まとめると下記のとおりになります。

種類定義カフェイン量
カフェインレスコーヒーコーヒーのカフェインを90%以上取り除いたもの微量含む
デカフェコーヒーコーヒーのカフェインを90%以上取り除いたもの(海外ではこの呼称が主流)微量含む
ノンカフェインコーヒーカフェインを全く含まない(カフェイン含有量0%の場合のみ表記可能)0%

この表現は全日本コーヒー公正取引協議会の資料で正式に定められているもので「カフェインレスやデカフェのコーヒーは少量のカフェインを含んでいる」ということが分かりました。90%以上除去しているのでわずかではありますが、ちょっと驚きました。

カフェのデカフェコーヒー

巷のカフェでは、メニューにデカフェコーヒーと書かれているのがすっかり定着しましたが、以前はデカフェという言葉も概念も日本ではほとんど知られていなかったように思います。

私がデカフェという言葉を知ったのは、20年くらい前のアメリカ出張の際のことです。レストランで一緒に食事をした上司にコーヒーが飲めないという話をしたところ「じゃあコーヒーをデカフェに変更してもらいなよ」とすすめてもらったのがきっかけでした。

その後日本の某コーヒーチェーン店で(確か当時メニューには載ってなかったのですが)デカフェができるか聞いてみたところ、店員さんがゲッというような顔をして「あっ、デカフェですか、少々お待ちください」と言って裏に入っていって、かなり長い時間待たされた後「あのー、デカフェコーヒーは、できることはできるのですが、お時間がかかりますが大丈夫ですか?」と申し訳なさそうに聞き返されたのを覚えています。おそらくデカフェに対応することになっていたものの、実際に注文する人はほとんどいなかったのだと思います。

今ではカフェインの過剰摂取に対する意識の高まりもあってか、デカフェコーヒー市場が拡大しているというニュースもよく目にします。カフェのメニューにもデカフェというワードが堂々と書かれていて、注文しても慣れた様子でにこやかに作ってくれます。

昨今はデカフェ以外にも、カフェインを含まないドリンクがメニューに並んでいることも多く、相談するとあれこれおすすめしてくれます。私はカフェの店員さんとの会話がきっかけでハーブティーを飲むようになり、ハーブティーをネットで注文して自宅でも楽しむようになりました。ちなみにカモミールティーがお気に入りです。

牛乳にも注意が必要?

この見出しの通り、コーヒーに混ぜる牛乳にも注意する必要があるかもしれません。アメリカのJohns Hopkins Medicineによると、牛乳に含まれている脂肪分が胃酸の逆流を悪化される可能性があるとのことです。

The fat in milk can aggravate acid reflux. But nonfat milk can act as a temporary buffer between the stomach lining and acidic stomach contents and provide immediate relief of heartburn symptoms.(牛乳に含まれる脂肪分は胃酸逆流の症状を悪化させる可能性があります。しかし、無脂肪乳は胃壁と酸性の胃内容物の間で一時的な緩衝材として働き、胸焼けの症状を即座に和らげる効果が期待できます)

(JOHNS HOPKINS MEDICINE "GERD Diet: Foods That Help with Acid Reflux (Heartburn)"より

通常の牛乳は胃酸逆流の症状が悪化する可能性を指摘。そのうえで無脂肪乳は胃酸逆流に効果があり得ると指摘しています。

牛乳の脂肪分は意識したことはありませんでしたが、スーパーに行くと、確かに通常の牛乳と並んで低脂肪乳や無脂肪乳が並んでいます。牛乳の脂肪分というのは、私が思っていた以上に世の中では知られた存在のようです。

私はデカフェやノンカフェインのドリンクを飲むときでも、胃へのダメージを緩和するためミルクを混ぜて飲むようにしているのですが、それでも時々(多くはないですが)胸焼けの症状が出ることがあって、不思議に思っていました。ひょっとしたら、この場合の胸焼け=胃酸逆流の原因は牛乳の脂肪分だった可能性があります。

今調べていて知ったのですが、某大手コーヒーチェーン店は通常のミルクの代わりに低脂肪タイプや無脂肪乳に変更もできるらしい。「デカフェ+無脂肪乳」のコンビネーションであれば私の胸焼けは抑えられる可能性があると早くも期待が高まっています。

豆乳などは?

豆乳やオーツミルクも独特の味や風味があって「ソイラテ」や「オーツミルクラテ」は今ではカフェの定番メニューとなっています。これらの飲料は健康的な印象がありますが、逆流性食道炎への影響はどうなのでしょうか?

。。。正直なところ、これらが胃酸逆流にどの程度影響するのか、信頼できるソースからは確たることは言えないというのが結論となります。ただ、いくつかの製品をチェックしてみた結論として

  • 無添加の製品もあれば、原材料に他の成分が追加された製品もある
  • 他の成分が追加されることで、含有する脂肪分や糖質の量が変わってくる

ことが分かりました。含有する脂肪分や糖質の量によっては胃酸逆流につながる可能性はあるため、この点は意識しておいたほうがよさそうです。

もちろん成分を追加することで味が整って美味しさが増し、ドリンクを楽しめるというメリットも存在しますが、胃酸逆流が気になる方は追加された成分や、含有する脂肪分、糖質などの量を確認したほうがよいというのが私の意見です。気になる方は最初から無調整の製品を探すというのもアリだと思います。

まとめ

カフェイン、牛乳の脂肪分、そして豆乳やオーツミルクの成分。コーヒーやラテを楽しむ上で、胃酸逆流を防止するためには様々な点に注意を払う必要があります。

以下のような選択が胃への負担を減らす可能性があります。

  • カフェインが気になる方:デカフェやノンカフェインのドリンクを選ぶ
  • カフェラテを飲む場合:低脂肪乳や無脂肪乳を選ぶ
  • 豆乳ラテやオーツミルクラテを飲む場合:原材料がシンプルな製品を選ぶ、あるいは無添加のものを選ぶ

もちろん、これらは症状を完全に防ぐものではなく、個人差もあります。自分の体の反応を確認しながら、自分に合った飲み方を見つけていくことが大切です。逆流性食道炎や胸焼けを気にせずに、楽しいカフェタイムを楽しみたいものです。

この記事の内容は参考情報としてお読みください。免責事項をお読みの上、症状や治療については、必ず医師にご相談ください。